君は新時代のアーティストを知っているか!? 電脳ダウナー系ポップス音楽ユニット”八月二雪”!
電脳ダウナー系ポップス音楽ユニット”八月二雪”とは?
八月二雪 (はちがつにゆき)*1 通称:はちゆき
”夜に寄り添う”をキーワードに楽曲制作を行い、現実世界ではなく主にバーチャル上での音楽活動をしているバーチャルアーティスト。
ベース・作詞・作曲・編曲担当のジョン氏ことjohn=hive(ジョン=ヒーべまたはハイヴ)、ボーカル・作詞担当のQキキ(Qは飾りでキキと読む)の二人組からなるユニットである。
Youtube上の活動では、 Qキキさんのアバターによる歌唱に合わせた身振り手振りがついた歌ってみた動画や、VRChat*2上でのオリジナル楽曲使った電脳ライブの生放送などが主なコンテンツとして挙げられる。
というのはちょっとかしこまった概要なんですが
一番伝えたいのは、八月二雪は間違いなく新時代のアーティストの形であり、未来のパフォーマンスの一端に触れることができるフロントランナーだということです。
バーチャルYoutuberなので当たり前でもありますが、彼らは現実の肉体を捨て、電脳世界のアバターで音楽活動を行っています。
そして何より特徴的なのが、彼らはライブもバーチャル上でやっているという点です。
これは単にアバターで歌っている姿を放送するだけのものではなく、アーティストも観客もアバターになって同じバーチャル空間でライブを楽しめるものなのです!!
詳しくは下で説明したいと思いますが、バーチャルにアクセス出来る環境さえあれば
場所を問わないで同じライブの空間に参加出来るって
いやマジ未来じゃん!
もう新時代来てる感じするじゃん!!
それを今、感じ取ることの出来るアーティストが八月二雪なんだよ!!!
八月二雪の推しポイント
音楽については聞け!っていうほかに自分が伝える手段を持ってないので、主にそれ以外の部分での魅力について語る感じになります。
Qキキさんの透明感のある歌声♪
まずはなんといっても八月二雪のVocalであるQキキさんの歌声なんですが、一番動画再生数が多い人気の歌ってみた動画を聞けば一目瞭然…いや一耳瞭然でしょう。
かくいう自分もキレキャリオンを聞いて速攻でチャンネル登録したことを覚えています。
まだ出るか!?っていう高さの高音キーなのに全然ブレないというか、いわゆるファルセットなんですかね?、可愛らしい歌声と同時に力強さも感じられて惚れ惚れします。
平◯堅さんみたいに歌いながら右手を上げ下げする仕草も個性を感じられてとってもキュートです。
八月二雪の楽曲自体はダウナー系ポップスといっているように、激しめの曲は少ないので、しっとりとした曲の方も。
透き通るような透明感のある歌声が曲にピッタリマッチして寂寥感漂う非常にエモい仕上がりになっています。
映像もMV風に演出も加えてあってより情感が高まり、動画で曲を聞く意味はこれだよ!これ!ってなる素晴らしい出来です。
未来のライブの形?!VRライブの最前線はここにある!!
次に八月二雪 を語る上で絶対に外すことの出来ないものがVRライブです。
ライブって同じ箱に集まって生歌を聞いてみんなで盛り上がる!というイメージがありますよね。
でも地方開催がなくて行くのが難しいとか、交通費がかなりの出費になってしまったりと、大都市に住んでいない人は負担を強いられたりもします。
そんなライブにおける地域格差を解消できるものがVRライブといえるでしょう。
何せ環境されあれば、自宅にいながらでもライブに参加できるのですから!
それが今どういう感じで行われているのかは下の動画を見て欲しい。
恐らくこれまでにも、どこか他のゲーム内などでキャラのアバターを使ったライブというのは行われたことがあるとは思います。
じゃあこのライブの凄いところは何なのかって言ったら、2点挙げられます。
アバターの決まったモーションとかではなくて、目の前でQキキさんの感情のこもった動き見たらね、もうそりゃあライブですよ!(意味不明)
ぶっちゃけるとHMD持ってないけど、なくても一人称視点だから結構その空間にいる感じがするし
HMDあったらほんとまさにライブ会場にいる!って気持ちになれると思いますよたぶん
つまるところ、技術の進歩によってバーチャル空間でも現実のようなライブを体感できる環境が整い始めているということです。
そして恐らく今後は、バーチャル空間でしか味わうことの出来ないライブ体験というものも続々と出てくることでしょう。
個人としてその最前線に立って活動しているのが八月二雪なんですよ!!!
もちろんまだまだ未開拓の分野を手探りで進んでいる状態なので、様々な課題もあります。
キャパシティがそれほど多くなかったり、バーチャルならではの演出を取り入れるまでにはまだ至っていません。また例えばステージが徐々に変わっていくというような派手な演出をするには、参加者のPCスペック自体も必要になってきます。
ただこれらの課題に関しては、技術の進歩に伴って自ずと解決されそうな課題でもあります。
それに最初のVR路上ライブと比較しても、専用のライブステージを作ったり音質が劇的に改善されたり、遅延の問題も解決してコールアンドレスポンスがとれそうという風な進化を着実に続けています。
どんどん良くなっていって徐々に理想の未来のカタチになっていく感動は、今この時期しか味わえないと思います。
技術が進歩してVRデバイスの普及が広まれば、自宅でバーチャルなすっごい演出のVRライブを楽しめる日が絶対に来る。なぜならメッチャ便利だし、クッソ面白そうだから!
コストを考えなければすでにある程度実現できそうな気はするし、どう考えても潜在的需要はかなり大きい。実現が容易になれば確実に広まっていくだろう。
そんなVRライブが当たり前になる時代が来たら
「オレは”あの”八月二雪の路上ライブの時から参加していたんだぜ!」
ってメッチャドヤる!!
死ぬほどドヤってやる!!!
これを見ている誰か、まだ間に合う。
VRライブには取り組み始めたばっかだ。
まだまだ全然ドヤれる位置にいる。
一緒に八月二雪を応援しよう!VRライブの 変遷を生で体感しよう!!
そして一緒に未来でドヤろう!!!
思い立ったらGO!なジョン氏の行動力!
バーチャルYoutuberしかり、VRライブしかり全く新しいことにチャレンジしていっている八月二雪ですが、それを支えているのはジョン氏の行動力によるところが大きいのではないでしょうか。
バーチャルYoutuberを知ってからわずか3日後に動画の音声収録をしたり、動画編集やモデリング未経験者だったのに本を買って3Dアバターを自作して動画を作ったり。
また一番最初から電脳ライブをやってみたいと具体的な目標を掲げていて、1ヶ月半後にはVR路上ライブを、その2ヶ月後には専用のステージでVRライブを行っています。
その他にもVR放送局VRoadCasterの番組である「V-TV」*5に八月二雪の楽曲を提供し、番組内のEDテーマなどとして使われるといったまた違った方向性の活動にも積極的です。
V-TV放送後にVRchatでカイトさんとお話したことがきっかけかな😊
— 八月二雪@バーチャルアーティスト (@8gatsu2yuki) 2018年6月7日
放送直後にジョン氏がマッハで会いに行ったんだよね🏃💨 #peing #質問箱 https://t.co/gPD7SVnOv8 pic.twitter.com/whFOkMcl1R
今後はVRライブでの対バンやバーチャルYoutuber同士でのコンピレーション企画なんかもやってみたいなーと先日語っていたり、まだまだやってみたいことは盛りだくさんのようです。
個人としてどんどん新しいことにチャレンジし、コンスタントに結果を出し続けている八月二雪がこれからどんな面白いことに挑戦していくのか!目が離せません。
ジョン氏とQキキさんの絶妙な距離感?!
この項目はちょっと上級者向けかもしれません(笑)
近すぎず?遠すぎず?なジョン氏とQキキさんのふわっとした関係をご紹介。
元々動画を見ていて個人的になんとなく違和感を覚えていたんですよ。
ラーメン食べに行こうって言って結局食べませんでした*6とか、ジョン氏と中学高校と同級生だったのに「そうだ中学生も一緒だった、そうだった」と忘れていたかのようなQキキさんの発言*7とか。
この自分の持っていた違和感が決定的に形となって現れた瞬間が第1回はちゆき生放送でした。お互いの他己紹介をするという流れだったのですが・・・
Qキキ: (ジョン氏の)好きな食べものは~、たぶんマグロ!
ジョン:いやでも俺、サーモンの方が好きです・・・
Qキキ:(ジョン氏がベースを始めた)きっかけはたぶん~・・・、えっ全然知らないや。なんでジョン氏ってベース始めたんだろう?
ジョン:(苦笑)
ジョン:(Qキキさんの)趣味は、えっ趣味?趣味???なんだろう?
Qキキ: 私にだって趣味はあるよ~!
ジョン:あるの?!やばい、知らないかもしれない……(苦笑)
一応フォローしておくとこの後、Qキキさんのカフェでお茶っていう趣味をちゃんと当ててました。
Qキキ:うちらあんまりお互いのこと知らないんだね、こう考えると
ジョン:ちょっと、不仲説みたいなの流れちゃうから(汗
Qキキ:仲良しか仲良しじゃないかで言ったら・・・まぁ……
ジョン:まぁまぁまぁ……
Qキキ:って感じだよね
ジョン:うん
ジョン:・・・え?いやちょっと、不仲説やめよ
Qキキ:不仲ではないよ~
めっちゃ面白かったです。この二人の関係性大好き!
誤解を恐れずに言うなら、お互いのパーソナリティにあまり興味がないのかなって印象ですね。
やり取りも気安い感じですし、Qキキさんの言ってるとおり不仲では全然ないんですよ。
だって不仲だったらそもそもバーチャルYoutuber始めて週2回くらいのペースでちゃんと投稿して活動しているはずがないので。その点は安心して下さい。
むしろプライベートではそこまで仲良しでなくてもこういった音楽活動を積極的にやっているのを見ると、逆説的に二人を繋いでいる”音楽”というものに対する思いの強さみたいなものが感じられて凄くいいな~と自分は思っています。
夜に寄り添う八月二雪オリジナル楽曲♪
本当はここも色々魅力を伝えるべき部分なんだけど、自分が音楽についての言語化がほんとうに苦手なので情報をまとめるだけになっちゃってます><
八月二雪のディスコグラフィは以下の通り。
1st single 「夜の隣で」
2nd single 「悲しみの色」
1st mini album 「ポップシティ」
【クロスフェードデモ】1st mini album 「ポップシティ」【八月二雪】
楽曲を購入できるストアのリンクを下にまとめておきました。
ちなみにBOOTHが一番アーティストへの還元率が高いです。
1st singleも2nd singleもストアで視聴が出来るから是非聞こう!
楽曲の歌詞一覧はこちら。
ちなみにpixivFANBOX*8を開設したみたいなので、ファンになって八月二雪を支援したい人は自分に合ったプランで活用していきましょう。
最後に
みんな八月二雪の曲本当にいいから買おうね!
・・・なんてベタなことはあえて言わない。
自分がよく知らない人から自分がよく知らないものを勧められて、すぐお金出して買おうかという気になるかっていったら、あんまりならないと思うんだよね。なんていうか響いてこない。
ちょっと動画見るくらいなら時間以外のコストがかからないからいいけどさ。
だからこそ是非自分自身の目で、耳で、八月二雪に触れてみて欲しい。
そのための入り口とか、楽しみ方の一例とかを上で書いてきたつもりです。
そうしていくうちに、Qキキさんの歌声とかジョン氏の曲とかだけじゃなくて、彼らの目指しているものとかそれに向かって努力している姿勢とか、ほんとうに色んな音楽以外の部分とかも好きになったり応援したくなったりすることがあると思う。自分のようにね。
そしたら「買おう」とか言われるまでもなく、「買ってる」から。
だって曲の価値だけに対してお金を払ってるわけじゃなくて、八月二雪に対する色んなものをひっくるめた応援したいという気持ちの現れとしてお金を出してるから。そら安いもんよ、財布の紐もすーぐ緩くなっちゃうわ。
だから自分はこう言いたい。
ちょっとでもいいから八月二雪の動画を見て欲しい、曲を聞いて欲しい。きっと好きになって、気がついたら「買ってる」からってね。
*1:ユニット名の由来は「八月」生まれの「二」人、「雪」国育ちから来ている 質問箱回答その2!ジョンのソロトーク!【八月二雪】5:00~より
*2:Steamで無料で遊べるVRプラットフォームである 一言で説明しづらいのでどんなものかは各自で調べてほしい
*3:センサを用いて現実世界における対象物の位置を計測すること つまり現実に手を動かしたら同じようにアバターの手も連動して動くような技術のこと
*4:頭部に装着するディスプレイ装置のこと VRといわれたら頭に思い浮かぶ被り物
*5:異世界転生系大学生バーチャルYoutuber雨下カイト さんらが中心となって放送しているVR総合番組 毎回ゲストを呼んでVRに関したニュースやコンテンツをVR上からお届けする新たな形の番組である
*6:【八月二雪】制作途中デモ音源公開!おまけトーク付き【日常回】より
*7:チャンネル登録者数1000人!感謝のプレゼント企画【八月二雪】より
*8:クリエイターが自由に色んな金額とお返しの内容を設定して、ファンがその中からプランを選んでクリエイターを応援できる月額制の支援サービス